今月は、「ひとり暮らしのコツ」をテーマに当クリニックの精神保健福祉士、石塚が講師を務めました。
ひとり暮らしを始めるにあたって、参加者からは、金銭管理や賃貸住宅の保証人、病気になったときのことなど様々な不安が出されました。これに対して、すでにひとり暮らしをしているメンバーさんが実生活を踏まえて話をしてくれました。
「母から勧められてひとり暮らしを始めたが、最初は不安もあった。しかし、今では、一人の時間を過ごすことで気楽に日常生活を送ることができている。診察や訪問看護などのつながりがあるから安心感もある」という声も出されました。金銭面では、生活費がいくらぐらいかかるのかなど生活モデルが出されたので、イメージしやすかったかと思います。
ひとり暮らしでは、自分の時間をひとりで過ごすことが大切です。また周囲とつながりを持ち、何かあった時には助けを求めることも必要です。ひとり暮らしにあたって実際に何が求められているかを考えるきっかけになった一方、今できることを振り返る機会にもなりました。
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